介護の仕事に疲れています

精神医学と心の話|2015/01/22 posted.

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足踏み

患者さんは言います。
「なかなか治りません」

でも、「なかなか治らない」のが、普通です。

むしろ、「頑張ってもなかなか治らない状況」
「足踏み」というステージが、
回復過程の中で必ず起きてきます。

つまり、「なかなか治らない」と思うのは、
治っている証拠なのです。

そこで、病院や治療法を変えると、
「振り出しに戻る」で、ゼロからやり直すことなるので、
注意が必要です。

患者さんは「なかなか治らない」と焦っても、
実は順調に治っている、ことが多い。

そんな治療のステップを知っているだけでも、
日々の不安が安心に変わるのです。

『頑張らなければ、病気は治る』
(樺沢紫苑著、あさ出版)
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